将棋の指し方、囲碁の打ち方にも、その人の性格やクセ、強みや弱みなど、「人間」があらわれる。
しかし、この「棋風」を持つにいたるには、ある程度のスキルを身につける必要がある。まだ将棋や囲碁を始めたばかりとか、弱すぎるのでは、「棋風」以前の段階である。ある程度強くなってはじめて、その人の個性やスタイル、「棋風」が出てくる。
これは将棋や囲碁に限らず、どんな世界でも通用する話ではないだろうか。個性やスタイルを持つにいたるには、まずは一定レベルまでの訓練が必要なのだ。
どんな分野であっても、確立された方法で訓練したり、うまい人をマネするだけで、一定のところまでは到達できる。この訓練の段階では、個性やスタイルのことは考えず、ひたすら上達をめざして訓練するのがいい。個性やスタイルは、そのあとの話だろう。
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